女性のデリケートゾーンについて看護師歴20年以上の私がアドバイス

骨盤臓器脱になっても性行為はできますよ!

ゆきえ
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性行為は大丈夫
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骨盤底筋パーソナルトレーナーをしております。20年以上看護師として現場で働き、骨盤底筋訓練の指導を1対1で5年間行ってきました。産後の尿漏れや膣のトラブルでお困りの方にお役に立つ記事を書いています。
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こんにちは。骨盤底筋こつばんていきんパーソナルトレーナーの北條ほうじょうゆきえです。

 

ちつをめがけて膀胱ぼうこう子宮しきゅう直腸ちょくちょうが出てきてしまうことを骨盤臓器脱こつばんぞうきだつと言います。

 

骨盤臓器脱の初期段階では、日中は何も感じないのに

 

夕方なると膣に何かが挟まった様な感じがしたり引っ張られるような感じがしたりします。

 

また、症状は全く無いのに、入浴時に体を洗うと膣の所で何かが触れるといったような経験をします。

 

このような経験をすると、とても不安になり、体を動かすことを極度に怖がってしまい、日常生活の活動を制限しようとします。

 

その活動制限の中に、性行為が含まれていることが多くあります。

 

しかし、骨盤臓器脱になっても性行為は問題なく行えますし、悪化することもありません。

 

今日は、骨盤臓器脱でも性行為を安全に行うための4つのポイントをお話しします。

 

骨盤臓器脱について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ

膣から何かが出てくる骨盤臓器脱ってどんな病気?

骨盤臓器脱 自分でできる簡単な対処法

 

 

骨盤臓器脱でも性行為を安全に行うための4つのポイント

骨盤臓器脱になってから性行為を安全に行うためには、出ている部分を引っ込めて

 

傷がつかないように痛くならないようにするのがポイントになります。

 

私が考える性行為を安全に行うための4つのポイントは

  1. 性行為前に膣から出ている部分を納める
  2. 潤滑ゼリーを使用する
  3. リングペッサリーは外す
  4. あなたの現状をパートナーに知ってもらう

 

1.膣から出ている部分を納めてから性行為をする

膣から膀胱や子宮、直腸が出ているまま性行為をしてしまうと痛みが伴う可能性があり、また、粘膜を傷つけてしまう可能性があります。

 

さらに、膣から何かが出ているとお互いが気になり性行為に集中できないでしょう。

 

そのため、性行為の前に膣から出ている所を手で優しく膣の中に戻してあげましょう。

 

立っていると息張りやすく、また重力もかかっていますので膣めがけて落ちやすくなってしまいます。

 

そのため、納める時は、寝た状態が良いでしょう。

 

骨盤臓器脱を納める方法

性行為直前に、寝た状態で手で優しく膣の中に押し込む様にしましょう。

 

この時、膣の中に向けて押すように入れれば出ている部分は自然と中に入ってくれます。

 

もし、自分でするのが難しいのならパートナーに頼んでみましょう。

 

その時は、パートナーは自分の体ではないため、あなたを傷つけてしまうのではと不安ですから

 

「押し込んでも痛くないから大丈夫だよ」と痛みはないことをパートナーに伝えてあげましょうね。

 

2.潤滑ゼリーを使用する

以前の体とは違い、膣から何かが出ている状態だと女性は膣に意識が集中していまい膣にとても敏感になってしまいます。

 

膣に敏感になっている状態で性行為に及ぶと傷ついているわけではないのに痛みの様に感じてしまうことがあります。

 

または、膣から出てきてしまうのではという不安から性行為に集中できずに十分に潤わない可能性があります。

 

そのため、少しでもネガティブな要素を取り除くために、また擦れて傷がつかないようにするためにも潤滑ゼリーを使うことをお勧めします。

 

また、前述した骨盤臓器脱を納める時に潤滑ゼリーを使っておけば、性行為が中断されずに済むのでいいかもしれませんね。

 

潤滑ゼリーはドラッグストアに行けば購入できます。

 

しかし、薬局で買うのは恥ずかしいという方は通販でも購入できますので利用してみてはどうでしょうか。

 

3.リングペッサリーは外す

リングペッサリーを使用していれば膣から出てこないため、性行為がしやすいと思う方がいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、リングペッサリーは膣の奥にピッタリと広がっていますので、リングペッサリーが入っている状態だと男性が挿入するスペースがありません。

 

そのため、性行為前には必ずリングペッサリーを外しましょう。

 

そして、リングペッサリーの管理は、夜寝る時に外すという自己着脱の管理が基本です。

 

リングペッサリーを使用していても自己管理ができていれば、リングペッサリーに制限されずに性行為ができるというメリットがありますよ。

 

リングペッサリーの自己着脱方式について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

リングペッサリーを長期間使いたいなら自己着脱方式をしよう!

 

4.あなたの現状をパートナーに知ってもらう

骨盤臓器脱の初期の段階であれば、症状がない方がほとんどでしょう。

 

また、膣に何かが挟まっているような症状があったとしても痛みを感じることはほとんどありません。

 

そのため、あなたは骨盤臓器脱になっても大したことではないと思っているかもしれません。

 

しかし、男性にとって女性の体は謎だらけです。

 

ですので、もしかすると、パートナーは、骨盤臓器脱になったあなたに対して

 

「とんでもないことが起こっている!」と思い体に触ることすらおっかなびっくりかもしれません。

 

または、パートナーは性行為に積極的でいたいのに、あなたを傷つけたくない、困らせたくないという思いから言い出せないでいるかもしれませんね。

 

そのため、お互いの不安や誤解を防ぐためにも

 

今、あなたの体に何が起こっているのか、また性行為は問題ないということをきちんとパートナーに伝えましょう。

 

きちんとお互いに状況や思いを共有して性行為に前向きになることが大切ですね。

 

まとめ

骨盤臓器脱になると極端に日常生活を制限しようとするため性行為はしてはダメ!と思いがちです。

 

でも、骨盤臓器脱で痛みが無ければ性行為はなんの制限もありません。

 

骨盤臓器脱でもより安心に性行為を行うためのポイントは以下の4つです。

  1. 性行為前に膣から出ている部分を納める
  2. 潤滑ゼリーを使用する
  3. リングペッサリーは外す
  4. あなたの現状をパートナーに知ってもらう
性行為は大切なコミュニケーションですから、骨盤臓器脱になったからといって性行為に消極的にならないでくださいね。

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