精神的に勇気づけられました！

こんにちは。看護師歴28年、 骨盤底筋トレーニング【YUI】の 北條裕紀恵です

今回は、尿漏れが心配で骨盤底筋トレーニングを受けてくださったNさんの感想をご紹介します。

Nさんのプロフィール

• 34歳
• 分娩回数1回
• 分娩状況：吸引分娩、会陰切開、腹部圧迫
• 我慢できない尿漏れ
• 産後に腹圧生の尿漏れ

骨盤底筋トレーニングの感想

※個人の感想のため全ての人に当てはまるわけではありません。

1.相談前のお悩み

腹圧性・切迫性失禁

2.相談前にそのお悩みに対して何をしてきましたか

骨盤底筋トレーニング

3.なぜ相談しようと思いましたか

生活に支障がでて困っていたので

4.本日トレーニングを受け、また相談をしてみてどうでしたか

• 自分の筋肉が意識できてよかった。
• ぼうこうトレーニングもできた。（トイレがまん）

5.どんな人にお勧めしますか

• 尿モレに困っている人
• トイレが怖くてどこにも行けない人

6.その他全体の感想やなんでも

病院に行っても話を聞いてもらえないことも、全て話せて親身になって相談にのってもらえてよかった。
自分がどれだけ尿をガマンできるかも、自信がついて、精神的にも勇気付けられました！

尿意を我慢できなかったNさんが我慢できた

尿漏れがあるNさんには、事前に排尿日誌を書いていただきました。

※排尿日誌についてはこちらを参考にしてください
排尿日誌の書き方

Nさんの排尿の記録をみてみると、MAX350mlの尿を溜められ、しかも尿漏れはありませんでした。

一方でNさんは、100ml前後でも強い尿意を感じで焦ってしまう時がありました。

お話を聞いていくと、Nさんは23歳ごろからきっかけは不明ですがトイレがなかったらどうしようという強い不安に襲われるようになったそうです。

しかし、Nさんは今までに一度も我慢できずに失敗したことはありませんでした。

Nさんは、一度、旅行中にバスを途中で止めたこともあるとのことでした。

来店されたNさんにお話を伺い、さぁこれからトレーニングという時、Nさんはから「トイレに行きたいので行っていいですか？」とおっしゃられました。

私がどのくらい前にトイレに行ったのか尋ねると、まだ１時間も経っていません。そのため私はNさんに「トイレは我慢してそのままトレーニングしましょう」と言いました。

するとNさんは、「やっぱりトイレ我慢って言われるんだ〜」と笑いながらトイレに行くのを我慢してくださいました。

そして、そのまま骨盤底筋トレーニング指導をし全て終わると1時間以上経過していました。

帰り際に、Nさんにトイレに行きたいですか？と尋ねると、Nさん「あれ？そうですね！初めて我慢できました！」と。

Nさんは「我慢できる自信がつきました！」と帰られていきました。

まとめ

Nさんの目標は、「トイレを気にせずにどこでもでかけたい」というものでした。

そして、Nさんが私のこところに来てくれた理由の１つに私もNさんと同じような経験あり、下記の記事を読んだらっしゃいました。
※私の体験はこちらの記事を参考にしてください
女性泌尿器科専門ナースが語る尿漏れ実体験！

Nさんの様に、MAX350ｍｌの尿が溜められるのに、

• トイレがないかもしれない
• これからトイレに行けなくなる
• トイレに行きたくなったらどうしよう

などの不安からトイレに行きたくなってしまうの方には膀胱訓練が有効です。
※膀胱訓練についてこちらの記事を参考にしてください。
女性の我慢できない尿漏れに有効な膀胱訓練のポイント

そして、骨盤底筋トレーニングや膀胱訓練をする前に一番大切なのは、排尿日誌を記録し自分の膀胱を客観的に評価することです。

排尿日誌で自分の膀胱がMAXどれくらい溜められるのかを知り、それを自分で認識することが膀胱訓練では重要なんです。

さらに、膀胱訓練ができるようにするためには骨盤底筋の筋力が必要となります。

Nさんのようなトイレの悩みを抱えている若い女性は少なくありません。

このようなトイレの悩みは改善できます。活動を制限する前に女性泌尿器科を専門でみてくれる病院に相談をしましょう。

病院にいくのはどうしても気が進まないという方は一度ご相談ください

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