こんにちは。看護師歴28年、 骨盤底筋トレーニング【YUI】の 北條裕紀恵です
今回は、疲れると膣周辺に不快感や違和感などの骨盤臓器脱の症状がある50代のお客様の感想をご紹介します。
※個人の感想のためすべての人にあてはまるわけではありません。
お客様プロフィール
- Tさん、50代
- 経膣分娩2回
- 1回目:会陰切開、鉗子分娩
- 2回目:会陰切開、吸引分娩
- 3年前に重いものを持ち膣から何か出た感じ
- 2〜3ヶ月前から疲れると不快感、違和感あり
お客様の声
1.相談前のお悩み
夕方になり違和感を感じる様になりました。
骨盤臓器脱症状になるかと悩んでいました。
2.相談前にそのお悩みに対して何をしてきましたか
特にありません
3.なぜ相談しようと思いましたか
(年齢的なこともあり)病院に受診する前に何か解決できる方法があればと思いました
4.本日トレーニングを受け、また相談してみどうでしたか
解決方法の選択が広がったことで安心しました
5.どんな人にお勧めしますか
周りではまだ耳にすることもありませんでしたが、同年齢の人が困ったという話を聞いたときは勧めてみようと思います
6.その他全体の感想なんでも
なし
骨盤底筋へのダメージが大きい
Tさんは、2回の出産で骨盤底筋に大きなダメージがあったと思われます。
2回の分娩ともに会陰切開をし、1回目は鉗子分娩、2回目は吸引分娩をしています。
若かったので産後は尿漏れもなく問題なく過ごされていました。
しかし、Tさんは4年前に閉経をしています。そして、閉経後は徐々に体重が増加し5kg太ってしまいました
- 会陰切開
- 吸引・鉗子分娩
- 閉経
- 体重増加
これら全て骨盤底筋が弱くなるリスクです。
最近になって急に落ちたのではなく、骨盤底筋は時間を経て弱くなり臓器は少しずつ落ちてきていたんです。
本来なら、尿漏れなどがなくてもTさんの分娩状況では出産後から骨盤底筋トレーニングで鍛える必要がありました。
さらに、Tさんは3年前に、重いものを持ち息んだ時、膣から何かが出てくる違和感を経験しています。
その時、Tさんは自分で押し込み症状が治ったためそのままにしていました。
骨盤臓器脱に骨盤底筋トレーニングが効くのは完全に出てしまう前の状態です。
完全に出てしまうと、手術かリングペッサリー などで出ない様にするしかなくなります。
そのため、骨盤臓器脱は気づいたら即対応することが大切です。
手術はできない状況
Tさんは、ご両親の介護をしているため手術で入院することは今はできないとのことでした。
骨盤臓器脱の手術では、手術後の安静が必要となります。
日常生活はOKですが、お腹に負担がかかる様な動作は1ヶ月〜1ヶ月半くらいは避けなければいけません。
手術をする時は、下記の様な仕事をしている人はいろんな調整が必要となります。
- 立ち仕事
- 重いものを持つ仕事
- 体に負担がかかる仕事
- 介護をしている人など
このような仕事をしている方は、家族や職場の協力が必要となります。
症状を改善できるのは手術だけではありません。
どうしても調整がつかない時は、手術ではなくリングペッサリー で日常生活を快適に過ごすことができます。
まとめ
Tさんのように、膣から何かが出てくる不快感で骨盤臓器脱に気づく人がほとんどです。
しかし、分娩で骨盤底筋がどれだけダーメジを受け、弱くなったら骨盤臓器脱や尿漏れが起こるということを知っていたら産後からケアしていたはずです。
私のところにいらっしゃるお客様のほとんどが、「もっと早く知りたかった」、「産後に教えて欲しかった」と言われます。
女性なら骨盤臓器脱や尿漏れになるリスクを誰もが持っています。
私は大丈夫はないんです。
女性なら、今のうちから骨盤底筋トレーニングで鍛えましょう。
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