女性の尿漏れや子宮脱(骨盤臓器脱)、膣のゆるみを臨床経験24年の看護師がサポートします

尿漏れじゃないけど【パンツが濡れる】のは膣に入ったお湯が原因

ゆきえ
WRITER
 
アイキャッチ画像
この記事を書いている人 - WRITER -
ゆきえ
骨盤底筋パーソナルトレーナーをしております。23年間看護師として現場で働き、骨盤底筋トレーニングの指導を1対1で5年間行ってきました。産後の尿漏れや子宮脱(骨盤臓器脱)でお困りの方にお役に立つ記事を書いています。
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは。看護師臨床経験かんごしりんしょうけいけん24年、骨盤底筋こつばんていきんトレーニング専門家の 北條裕紀恵ほうじょうゆきえ です。


パジャマに着替えてからパンツが濡れて「え?、尿漏れ?」と不安になったことありませんか?


パンツが濡れた原因は、尿ではなく膣に入ったお湯です。これを「湯漏れ」と言ったりします。


今回はこの湯漏れについて分かりやすくご説明します。この記事を読むと以下のことが分かります。

この記事で分かること
  • パンツが濡れた原因
  • どんな人がなるか?
  • 対処法

お風呂の後にパンツが濡れて尿漏れだと落ち込む女性もいる

お風呂上りに、「さぁ寝よう!」とした時、突然パンツが濡れて驚いたことはありますか?びっくりして、

  • どこから出てきたの?
  • 何が出てきたの?

と思ったことでしょう。


パンツが濡れてしまうと尿漏れ?ととっさに思うけど、出てきたところから尿ではないことは確かだと分かるんですよね。


でも、それが一体何なのかが分からなくてモヤっとする女性は少なくないんです。


お風呂上がりでパジャマに着替えて突然のパンツが濡れるのは、尿漏れではなく膣に入ったお湯が出てきただけなんですね。


こんなふうにパンツが濡れる謎が分からずに、「とうとう自分も尿漏れする年になってしまった」と落ち込んでしまう女性がいらっしゃるんです。


だから、お風呂上りのパンツの濡れは尿漏れじゃないので心配しないでください。ただ、それが起こるちゃんとした原因がありますのでそれについてご説明します。

お風呂の後のパンツが濡れる湯漏れの原因は骨盤底筋ある

お風呂の後にパンツが濡れてしまうお湯漏れの原因は、膣にお湯が入ってしまうから。

では、なぜ膣にお湯が入ってしまうのかというと膣がゆるんでいるからなんです。


じゃあ、なぜ膣がゆるんでしまうのかというと膣の周りにある骨盤底筋が弱くなってしまったからなんです。


骨盤底筋が弱くなる原因は以下のようなものがあります。

骨盤底筋が弱くなる原因
  • 妊娠・出産
  • 分娩時間が長かった
  • 吸引・鉗子分娩
  • 出産回数
  • 会陰切開・裂傷
  • 極度の便秘
  • 筋力低下
  • 閉経など

女性の骨盤底筋が弱くなる一番の原因は、妊娠・出産です。


しかし、お風呂の後のお湯漏れは出産していない女性でも起こりますので珍しいことではありません。


実際に、私のトレーニングを受けに来る方の中に出産経験がないのにお湯漏れや尿漏れがあるという方は少なくありません。


そんな方々はそもそも体全体の筋力が弱く体幹も弱いような運動不足なので骨盤底筋も弱い傾向にあります。

お風呂の後でもパンツが濡れない!3つの湯漏れ対策

もう寝るだけ!という時にパンツが濡れるなんて最悪ですよね。


それを回避できる簡単な対策をご紹介します。

この対策をすぐに始めて頂ければきっと湯漏れは改善されますよ。

湯船の入り方を気を付ける

湯船に入る時はどうしてもリラックスしたくなりますよね。


だから、背はもたれ足を前に放り投げてダラ~ゆるゆるで入っていると思います。そうするとどうしても膣にお湯が入りやすくなってしまいます。


そのため、湯船では背は持たれず90℃に姿勢を正して湯船に入ると膣にお湯が入りにくくなると言われています。こんな感じ。

入浴イラスト

これは、2014年「第16回日本女性骨盤底医学会にほんじょせいこつばんていいがくかい」で女性医療クリニックLUNA の理学療法士・重田さんが「女性の悩み!腟からのお湯漏れ・腟排気音への対策指導~骨盤底トレーニングを中心として~」という演題で発表されていたものです。


でも、湯船ではリラックスしたいという方は、リラックスする体勢を変えてみてはいかがでしょうか。


それは、お風呂のフタを半分くらい閉じ、その上で本を読んだりフタの上にもたれたりすれば上体を起こしてられますので試してみてください。

お風呂上りに膣に入ったお湯を出しきる方法

着替える前に膣に入ったお湯を出してしまえばパンツは濡れませんね。


お湯を出しきる方法は、着替える前にバスタオルを股に挟んでしゃがみ込み息むだけです。


バスタオルは下の写真のようにロール状にして挟みましょう。

このようにロール状にしたバスタオルを股に挟み込んでそのまましゃがみ込む。これだけでも膣の中のお湯は出てくれますが、不安ならしゃがんで息張ってみましょう。


今ご紹介した2つの対策は、一時的な解決策です。膣にお湯が入らないようにする根本的な対策は骨盤底筋を鍛えることです。

お風呂の後のお湯漏れを根本的に改善するトレーニング

お風呂の後のお湯漏れを今後気にしたくない、根本的に良くしたいという方は膣の周囲にある骨盤底筋を鍛えるしかあしません。


なぜ、膣ではないのか?と思いますよね。


それは、膣の筋肉の種類は胃と同じ筋肉で自分の意思では動かないのでトレーニングできないのです。


だから、膣の周りにある骨盤底筋という筋肉を鍛えて膣のゆるみを改善するしかありません。


骨盤底筋は自分の意思で動かせる筋肉ですからどこを動かすかを分かってしまえばいつでも鍛えることができます。


しかし、ただ動かすのではなく3つの重要なポイントがあるんです。それは、

  1. 呼吸を使って動かす
  2. 押し出さない
  3. 吸い上げるように動かす

1.呼吸を使って動かす

これはインナーユニットといわれる筋肉の動きを活用するためです。インナーユニットとは、

  • 横隔膜おうかくまく
  • 腹横筋ふくおうきん
  • 多裂筋たれつきん
  • 骨盤底筋こつばんていきん

この4つの筋肉は連動して動いています。そのため肺の下にある横隔膜は、息を吸って肺が大きくなると下に押され、息を吐き肺が小さくなると上に上がります。


そうすると、一番下にある骨盤底筋は、息を吸うと押し出され、息を吐くと引き上がります。

腹圧方向3

このインナーユニットの動きを使えば骨盤底筋を効率よく鍛えることができます。


骨盤底筋を鍛える時は、息を吐きながら締めることが重要なポイントです。

2.押し出さない

骨盤底筋を動かすだけでは鍛えられません。


強く動かせばよいと勘違いをし押し出すような動きをしている方は実に多いんです。


私のトレーニングに来てくださる方も半分以上の方が間違った動かし方をしています。


骨盤底筋のトレーニングの先行研究では、25%の女性が締め上げる代わりに押し出して間違った動きをしていると言われています。


押し出していると鍛えられるどころか逆効果となります。そのため、吸い上げることが大切です。

【骨盤底筋トレーニングの感想】自分がしていた体操は全く逆でした!

吸い上げるように動かす

骨盤底筋を息を止めて思い切り動かそうとすると多くの方が押し出してしまいます。この動きは間違いです。


正しい動きは、息を吐きながら骨盤底筋を自分の方向に吸い上げるように、引き上げるように動かすことが大切なポイントです。


力の入れるベクトルは外ではなく内側、自分の胃の方に吸い上げるようにして動かしましょう。

まとめ

お風呂の後に尿漏れじゃないけどパンツが濡れるのは、膣に入ったお湯が原因。尿ではありません。


寝よう!と思った時にパンツが濡れるなんて不快ですよね。直ぐにでも実践できる湯漏れ対策は以下の2つ!

直ぐに実践できる湯漏れ対策
  • 姿勢を正して湯船につかる
  • ロール状にしたバスタオルを股に挟み込みしゃがんで息む

膣にお湯が入るのは膣がゆるんでいるから。でも、膣を鍛えることはできないのです。根本的に改善するには骨盤底筋を鍛えましょう!


骨盤底筋を鍛えるポイントは以下の3つ。

骨盤底筋を鍛える時の3つのポイント
  • 呼吸を使って動かす
  • 押し出さない
  • 吸い上げるように動かす

強く動かせば良いというわけではありません。強く動かそうとして押し出している女性は多いんです。


まずは正しい動かし方をマスターすることが大切。動きをマスターしてしまえばいつでもどこでも自分でトレーニングできます。


一度、正しい骨盤底筋トレーニングをマスターしませんか?一生使えますよ!

お申込み

 完全予約制
 営業時間:9:00 ~ 21:00 土日祝日も可
 場所:神楽坂駅徒歩2分、牛込神楽坂徒歩3分、飯田橋駅徒歩7分
 料金:初回90分 16,200円(税込)10月1日から消費税10%にともない16,500円になります。

骨盤底筋トレーニングをマスターしよう

あなたは、尿漏れや膣トラブルなどで悩んでいませんか?
女性のこのようなお悩みには骨盤底筋トレーニングが有効です。
誰にも言えないで悩んでいるあなたに、看護師歴20年以上でカウンセラーでもある私が骨盤底筋トレーニングを行いながらサポートします。
私の願いは、一人でも多くの女性が美しく軽やかに過ごせるようになることです。

生活指導

●骨盤底筋パーソナルトレーナー
●心理カウンセラー
  北條ゆきえ

⇒詳しいプロフィールはこちら

この記事を書いている人 - WRITER -
ゆきえ
骨盤底筋パーソナルトレーナーをしております。23年間看護師として現場で働き、骨盤底筋トレーニングの指導を1対1で5年間行ってきました。産後の尿漏れや子宮脱(骨盤臓器脱)でお困りの方にお役に立つ記事を書いています。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください