女性の尿漏れや子宮脱(骨盤臓器脱)、膣のゆるみを臨床経験24年の看護師がサポートします

【妊娠後期にくしゃみで尿漏れ】原因と今すぐできる対策3つ

 
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北條裕紀恵
骨盤底筋パーソナルトレーナーをしております。23年間看護師として現場で働き、骨盤底筋トレーニングの指導を1対1で5年間行ってきました。産後の尿漏れや子宮脱(骨盤臓器脱)でお困りの方にお役に立つ記事を書いています。
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こんにちは。看護師臨床経験かんごしりんしょうけいけん24年、 骨盤底筋こつばんていきん トレーニング専門家の 北條裕紀恵ほうじょうゆきえ です。

妊娠後期でお腹が目立って大きくなると【くしゃみ】をして尿漏れしてしまう人は少なくありません。


また、花粉症の人は妊娠前のように薬を飲むことはできませんから花粉症の時期だとかなり辛いですよね。


今回は、妊娠後期のくしゃみで尿漏れする原因と対策について分かりやすく説明します。

妊娠後期にくしゃみで尿漏れする原因は

妊娠後期でお腹が大きくなった時、くしゃみで尿漏れする原因は主に下記の2つ

  • 大きくなった子宮
  • ホルモンの影響

大きくなった子宮

骨盤底筋イラスト

上の図を見てください。子宮は膀胱の斜め上に位置していますよね。


この位置で、子宮が大きくなると前にある膀胱は子宮に圧迫されています。


妊娠後期のお腹の中は、膀胱は常に大きな子宮で圧迫されている状態なのに、下記のような動作が加わるとさらに膀胱は圧迫されます。

  • くしゃみ
  • かがむ

くしゃみや咳は急激にお腹の中の圧を上昇させます。


そのため、膀胱はされに上から押され尿が漏れてしまうんです。

ホルモンの影響

妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌されます。


このホルモンは、出産をスムーズにするために骨盤や筋肉・靭帯をゆるめさせます。


しかし、膀胱や尿道を支えている筋肉や靭帯もゆるみますので尿漏れが起こりやすくなります。


このように、大きな子宮やホルモンの影響で妊娠後期は尿漏れしやすくなっています。


そして、女性は尿道が短いため体の構造上そもそも尿漏れしやすいんです。

妊娠後期のくしゃみの尿漏れ対策3つ

妊娠後期時くしゃみで尿漏れしても少しでも快適に過ごすために今すぐできる下記の3つの対策をご紹介します。

  1. 尿漏れ専用パッド
  2. 尿を溜めすぎない
  3. くしゃみの前に肛門を締める

1.尿漏れ専用パッドを使用する

尿漏れした女性がやりがちなことが、「生理用ナプキンを使う」です。


生理用ナプキンは血液を吸収するために作られたパッドです。そのため、尿を吸収するのには向いていません。


尿漏れの代わりに生理用ナプキンを使用していると、皮膚のかぶれが起こりやすく膣周辺を清潔に保つことができません。


尿漏れ専用パッドは、尿を速攻で吸収しデオドラント効果も高いため生理用ナプキンではなく尿漏れ専用パッドを使用しましょう。

尿漏れパッドと生理用ナプキンの違いを動画で確認できます。

2.尿を溜めすぎない

お腹が大きい妊娠後期のお腹の中は、膀胱は常に子宮に圧迫されています。


その状態で尿を溜めすぎてしまうと、ちょっとの動作でも漏れてしまします。


しかし、尿漏れするからと神経質になり、尿が溜まっていないのに頻繁にトイレに行くのはお勧めできません。


尿を溜めすぎずトイレに行きたいと感じたら我慢をせずにトイレに行けば大丈夫です

3.くしゃみの前に肛門をしめる

くしゃみや咳をする前に、オナラを我慢するように肛門をしめましょう。


これは、Knack(ナック)と言われるものでくしゃみや咳をする前に肛門をしめる動作のことを言います。


くしゃみや咳はとっさに出てきますので、その前に肛門をしめるという動作を忘れないでやりましょう。


このナックは一定の効果があることが研究で分かっています。


Millerら(1998)は、この随意的な事前収縮を「Knack(ナック)」と名付けランダム試験を行った。その結果、実生活での失禁の治癒率は報告されなかったが、中等度の咳で98.2%、強度の咳で73.3% の尿失禁の減少を認めたと報告した。

引用文献:カリ・ボーほか(2017)『エビデンスに基づく骨盤底の理学療法―科学と臨床をつなぐ(原著第2版)』 野村昌良,鈴木重行監訳,医歯薬出版株式会社,pp186

しめる時は、お尻のほっぺをしめるのではなく肛門の出口をキュッとしめましょう。

ナックについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください
女性のくしゃみでの尿漏れはちょっとしたコツで改善できる!

まとめ

妊娠後期にくしゃみで尿漏れしてしまう主な原因は以下の2つ

  • 大きくなった子宮が膀胱を圧迫
  • 骨盤や筋肉・靭帯がゆるむホルモンが分泌



妊娠後期のくしゃみでの尿漏れ対策は以下の3つ

  • 尿漏れ専用パッドを使用する
  • 尿を溜めすぎないようにする
  • くしゃみの前に肛門をキュッとしめる


花粉症がひどい場合は内服薬ではなく吸入薬もあります。


吸入薬は妊娠中でも使用できるものがありますから主治医に相談してみましょう。


妊娠後期でくしゃみで尿漏れするのは骨盤底筋という筋肉が弱い可能性があります。


出産時には骨盤底筋はかなり引き延ばされ、また分娩しやすいように切られる場合もあります。


そうすると骨盤底筋はさらに弱くなりますので、妊娠後期にくしゃみで尿漏れしている人は出産後も尿漏れが起こる可能性は高いと思われます。


尿漏れは妊娠、出産したから仕方ないと何もしないのはお勧めできません。


産後は、出産時の痛みが無くなったら積極的に骨盤底筋トレーニングをしましょう!


妊娠中に骨盤底筋トレーニングをしたい場合は必ず主治医に確認をしてからやりましょう!

骨盤底筋トレーニングのお申し込み

 完全予約制
 営業時間:9:00 ~ 21:00 土日祝日も可
 場所:神楽坂駅1a出口徒歩2分、牛込神楽坂A3出口徒歩3分、飯田橋駅徒歩7分
 料金:初回90分 16,500円(税込)クレジットカード可

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誰にも言えないで悩んでいるあなたに、看護師歴20年以上でカウンセラーでもある私が骨盤底筋トレーニングを行いながらサポートします。
私の願いは、一人でも多くの女性が美しく軽やかに過ごせるようになることです。

生活指導

●骨盤底筋パーソナルトレーナー
●心理カウンセラー
  北條ゆきえ

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