直腸瘤(直腸脱)

直腸瘤(直腸脱)

直腸瘤(直腸脱)は、膣から直腸が落ちてきてしまう状態です。直腸が膣側に落ちてくると排便時に便が出にくくなります。そのため、肛門周辺を手で押さないとスッキリと出ないこともあります。直腸瘤は進行する前に骨盤底筋を鍛えることが大切です。

骨盤底筋を鍛えるだけではなく同時に呼吸方法や骨盤調整、筋膜調整も行います。また排便時の対処法などもアドバイスします。

こんな方におすすめ

  • 膣に不快感・異物感
  • 硬い便が出しにくい
  • 座ると押される感じ
  • 便がたまる感じがする

直腸瘤(直腸脱)の原因

直腸瘤の主な原因は骨盤底筋の衰えです。特に膣の後ろ側が弱くなると直腸が膣に向かって落ちてきます。

骨盤底筋という筋肉はお腹の底にあります。骨盤底筋には大きく分けで下記の2つの役割があります。

下から臓器を支える
排泄をコントロールする

直腸が膣から落ちてくるのは、この骨盤底筋という筋肉衰えが主な原因です。

名前入り直腸瘤gif

直腸瘤のステージ

直腸瘤にはステージがあります。

ステージ0 下がっていない
ステージI ステージ0の状態ではなく膣の入口付近から1㎝以上上にある
ステージII 膣の入口付近から±1㎝の間にある
ステージⅢ 膣の入口付近から1㎝以上下にある
ステージⅣ 完全に出ている

膀胱瘤で骨盤底筋を鍛えて改善する可能性があるのはステージⅡまでです。ステージⅢからは、リングペッサリーか手術適応となります。

対処法

進行した直腸瘤の対処法には大きく分けて以下の2つになります。

手術
手術以外

手術以外の方法は、専用の器具を使い膣から出てこない様にします。その代表的なもがリングぺッサリーです。

手術とリングぺッサリーを比較

手術(3割負担) リングぺッサリー(3割負担)
料金 術式により
約5万~10万円(麻酔、点滴、入院費用別)
約1,000円+ペッサリー代
安静 術後約6~8週間 なし
痛み あり ほぼなし
定期的な通院 必要 必要

手術は体に負担がかかり術後の安静が必要です。また妊娠出産を希望したり性行為が活発な若い方には手術は向いていません。

リングペッサリーは膣粘膜を守るために自分で毎日出し入れする自己着脱が必要です。

手術もリングぺッサリーも負担になります。そのため進行する前に骨盤底筋トレーニングで鍛えることがとても大切です。

直腸瘤は痛みがないため気づいた時には既に出ていたという女性は少なくありません。

特に出産経験のある女性は子宮脱になるリスクは高く、また閉経すると筋肉が弱くなるため更にリスクは高まります。そのため全ての女性にとって骨盤底筋を鍛えることはとても大切です。

つまり、直腸が完全に膣から出てしまう前に骨盤底筋トレーニングで鍛えることが大切です。

しかし、直腸が膣に落ちてきても痛みはありません。そのため、気づいた時はかなり出てしまっていたという女性も少なくありません。

特に出産経験のある女性は直腸瘤になるリスクは高く、また閉経すると筋肉が弱くなるため更にリスクは高まります。

女性は骨盤底筋を鍛えることがとても大切です。

 

 骨盤底筋トレーニング詳細

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